コラム

検索しても見つからない「真実」はどこにあるのか?言語とAIの壁を突破する一次情報検索プラットフォーム「Factdock」

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検索の上位に並ぶのは、価値の高い情報ではなく検索エンジン向けに最適化された情報です。AIの要約もその上位ページを参照します。奥深くに眠る一次情報へ、母国語のままたどり着く方法をご紹介します。

世界中のウェブサイトとデータが行き交うインターネットのイメージ

はじめに:私たちは今、「情報の不平等」に直面している

皆さんは普段、何かを調べるときにGoogleなどの検索エンジンを使いますよね。

しかし、今の検索結果には大きな問題があります。1ページ目、2ページ目に表示されるのは、SEO対策(検索エンジン最適化)を施された「優秀な」サイトや、広告ばかりが並んでいますよね。

本当にユーザーが知りたい、価値のある一次情報(ソース)は、実際には10ページ目、あるいはそれよりも奥深くに隠れていることが多いのです。これらの「奥深くに眠る、本当に価値のある情報」は、SEO対策がされていないことも多く、クリックされやすい上位ページには表示されません。

さらに近年、AIの台頭によって状況はより深刻になっています。

AI時代における「情報の喪失」

ノートパソコンでチャット型AIに質問している様子

「ChatGPTやGemini、ClaudeなどのAIに聞けば一発で情報が簡単にとれる」という時代になりましたが、ここで一つ懸念すべきことがあります。

AIが情報を要約する際、参照するサイトも結局のところ、「検索上位に表示されるSEO対策されているサイト」「AIの要約に使ってもらえるように最適化されたサイト」に限られてしまう点です。

AIはSEO対策された上位ページや最適化されたページの情報を要約するため、本来10ページ目にあったような、極めて重要な『本当に価値のある情報』は含まれず、ユーザーが本当に知りたかった情報にたどり着けないまま終わってしまう事態が発生しています。

その結果、以前は誰もがアクセスできた専門的なブログや有益な情報へのアクセス数が激減し、インターネット上に眠る「有益な情報」が失われつつある深刻な問題が現在発生しているのです。Similarwebの調査によると、米ハフポストや米紙ワシントン・ポストでは、オーガニック検索(広告ではない純粋な検索)からのトラフィックがこの3年で半減しています。

「本当に価値のある情報」は、どこに行ってしまったのでしょうか?

言語による格差:英語圏以外は「情報難民」なのか?

もう一つ、見過ごせない問題があります。それは「言語」の問題です。

W3Techsの統計によると、インターネット上のウェブサイトの約49.5%は英語で書かれていますが、世界の人口のうち英語を母国語とする人はわずか5%程度といわれています。

残りの95%の人々にとって、母国語ではない英語を使い、インターネット上の膨大な情報から必要な情報に正確にアクセスすることは、言語の壁によって極めて困難です。

「10ページ目にある貴重な情報」にたどり着く以前に、言語の壁で弾かれてしまっている状況です。

私たちの答え:一次情報検索プラットフォーム「Factdock」

母国語のまま世界のインターネットを検索できるFactdockの画面

そこで私たちが開発したのが、一次情報リサーチのためのAI検索プラットフォーム「Factdock(ファクトドック)」です。

Factdockは、以下の3つのアプローチで「情報の民主化」を実現します。

1. 母国語で検索すれば、世界の一次情報にアクセスできる

ユーザーは、普段使っている母国語で調べたい事柄を思いつくまま入力するだけです。Factdockのシステムは、入力された言葉を自動的に「現地の自然なキーワード」に変換し、現地の言語で検索を行います。だから、英語ができなくても、自分の言葉で世界のデータベースを掘り起こすことができるのです。

2. 「10ページ目」にあるような情報を最前面へ

AI検索や一般的な検索エンジンとは異なる独自のルールを採用し、SEO対策された表面的なサイトではなく、ユーザーが本当に求めている「一次情報(ソース)」——官公庁の告示、学会の論文、企業の登記情報、特許公報といった出どころそのもの——を優先的に表示します。

かつて10ページ目の奥深くに埋もれていたような本当に価値のある情報を、一番手前に引き上げて提供します。

3. 検索から閲覧まで、すべて母国語で完結

対応言語は109言語。検索結果のタイトルや要約は母国語で表示されます。さらに、リンク先のページもFactdock内の翻訳ツールによって、そのページの内容をユーザーの言語に翻訳して表示します。「検索」から「内容の理解」まで、一つの流れでシームレスに行えます。

専門分野へのアクセスも容易に

多くの専門データベースは、英語での検索が前提となっています。

Factdockには、特許検索(新規性調査など)や会社情報、インフラ開発、獣医師向けなど、分野ごとに特化した12の検索エンジンを搭載しています。いずれも母国語のまま調べられるので、研究者や起業家にとってのハードルを劇的に下げることができます。

  • 特許・技術 — 先行技術調査、新規性の確認
  • 学術論文 — 査読付き文献の横断検索
  • 企業・リスク — 海外企業の実在確認、取引先調査
  • 法務・契約金融・投資不動産投資
  • 政府・インフラ開発貿易・コンプライアンス
  • 販売先サーチOEM・製造先サーチ
  • 獣医・動物衛生Web全体の横断調査

私たちのミッション:情報アクセスの平等を

インターネットには膨大な情報があるのに、言語や検索アルゴリズムのせいで、誰もが平等にそれを見られない。これは大きな不平等です。

  • 言語の壁のせいで、本来治せる病気の治療法が見つからない地域があるかもしれない。
  • 素晴らしい商品やアイデアがあっても、言葉の壁のせいでそのビジネスチャンスを逃している人がいるかもしれない。
  • 言葉の壁のせいで、本来知るべき情報を知ることができない人たちがいるかもしれない。

Factdockは、AIが情報を要約して「答え」を出す時代において、あえて「一次情報(ソース)」に直接アクセスする手段を提供します。

どこに住んでいても、どの言語を使っていても、必要な情報に平等にたどり着ける世界。それが、私たちがFactdockを通じて実現したい未来です。

よくある質問

Googleの代わりになりますか?

いいえ。日常の調べものなどはGoogleのほうが速く、Factdockはそこを置き換えるものではありません。母国語ではそのまま調べられないような海外の情報や、奥深くに眠っている情報を調べたいとき、仕事として裏を取る必要がある調べもの——海外の規制、特許の先行技術調査、海外企業の信用調査、学術論文——に絞って使うことをおすすめいたします。

AIが要約した答えとは何が違うのですか?

AIの答えは「要約」で、Factdockが返すのは出典(一次情報)そのものです。要約は速い代わりに、どこから来た情報かが曖昧になります。また、AI要約に含まれないような情報も検索できます。

母国語だけで使えますか?

使えます。入力も、結果の表示も、資料を読む段階も使い慣れた母国語で完結します。109言語に対応しています。

専門知識がなくても検索できますか?

できます。現地の専門用語・現地語への変換はFactdock側で行うため、正確な用語を知らなくても構いません。

母国語のまま、世界の一次情報へ。

海外の規制、特許、企業情報、論文。英語で探す必要があった情報を、使い慣れた言葉のまま調べられます。

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